中田英寿氏 現役に「戻る可能性あった」、又吉直樹に語る引退後の真相

[ 2017年2月22日 22:09 ]

日本テレビ「金曜ロードSHOW!特別エンターテインメント『人生が二度あれば』」で対談した中田英寿氏(左)と又吉直樹(C)日本テレビ
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 元サッカー日本代表の中田英寿氏(40)が24日放送の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!特別エンターテインメント『人生が二度あれば』」(金曜後9・00)に出演する。現役生活を引退した一流アスリートの「決断」に迫る番組で、中田氏は引退後に現役復帰の可能性も考えていたと明かした。

 スポーツ界を離れる決断をしたアスリートのもとを訪ね、人生の選択の裏にどんな思いがあったのかを明らかにする番組で、聞き役を務めるのは多くの“人生の選択”をしてきたナビゲーターたち。中田氏との対談では芥川賞作家でお笑い芸人の又吉直樹(36)がナビゲーターを務めた。

 高校時代に関西の強豪、北陽高サッカー部に所属しインターハイ出場経験もある又吉は、サッカー経験者ならではの視点で中田氏に様々な質問を続けた。「サッカーをやっていたときからいろんなことに興味がすでにありました?」(又吉)「昔からいろんなことに興味があって中学生の頃からだけど、特にスポーツやっていると“○○バカ”みたいに言われる。それがすごく嫌いでスポーツもできて勉強もできた、嫌なやつになりたいと。昔から格好つける気持ちはすごい強くて、でも当然一番の興味はサッカーだった」(中田)

 ワールドカップに3度出場した中田氏は2006年のドイツ大会で日本のグループリーグ敗退が決定したブラジル戦直後、29歳の若さで引退という道を選んだ。又吉が引退についての思いを聞くと中田氏から思いがけない答えが。

 「自分がサッカーを好きでやっていたが楽しめない時期が長く続いて。いろんな環境のことがあったり。だったら一旦休んだほうがいいなと。そして、もしかしたら何年後かに戻る可能性だってあった」(中田)「もしかしたら時間置いたらまたやりたくなってきて、サッカーやっぱり楽しいからまたやろうという気持ちになるかもしれないってことですか?」(又吉)「うん」(中田)。引退後に復帰の可能性も考えていたと明かした。

 又吉は対談終盤に「最後の質問です。もし人生が二度あって、あの時に戻れたら、現役続行と引退どちらを選択しますか?」と投げ掛ける…。番組で明らかになる中田氏の答えに注目だ。

 番組では中田氏のほかに、33歳で引退した「ミスタータイガース」掛布雅之氏、91年夏の甲子園で活躍した沖縄水産高校のエース大野倫氏、第66代横綱「若乃花」花田虎上氏、元五輪野球日本代表のエース杉浦正則氏、02年高校サッカー選手権岡山県大会決勝で誤審問題に直面した宮本寛氏が出演する。

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2017年2月22日のニュース