北川悦吏子氏 朝ドラに意気込み「恋するタイミング失った男女を描きたい」

[ 2017年2月22日 18:39 ]

「2018年度前期連続テレビ小説「半分、青い。」作品・脚本家発表記者会見に登壇した北川悦吏子氏と勝田夏子プロデューサー
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 NHKは22日、2018年度前期の連続テレビ小説(月〜土曜前8・00)が「半分、青い。」に決まり、脚本を北川悦吏子氏(55)が担当することを発表した。同作は北川氏のオリジナル脚本。

 タイトルは雨あがりの青空を表し、左耳を失聴したヒロイン・鈴愛(すずめ)が半世紀を七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明を成し遂げる姿を描く。

 北川氏は「自分の人生をもう1度、生き直すような感じで書いてます。朝ドラを時計代わりに見る人もいると聞きますが、集中して見て欲しい」と願い、「私も(19)61年生まれで朝ドラと同じ年。私からアプローチし、ようやくめぐり合えた。これが素敵な出合いになるようがんばります」と意気込みを語った。

 自身も左耳を失聴しているということで「自分も失聴した時、不謹慎だと思ったが、ロマンチックなことだとも思い頑張らなきゃ、と創作魂に火がついた」と述懐。北川氏お得意のラブストーリーの要素も盛り込まれ、同じ日に生まれた幼なじみとの50年にわたる恋愛も描かれる。「恋をするタイミングを失った男女を描きたい」と意欲を語った。

 ヒロインはこれからオーディションで選ばれる。どんな女優に演じて欲しいか聞かれると「とにかく私は(ヒロインの)鈴愛ちゃんかわいくてしょうがない。消去法で選ぶのではなく『きっとこの子が鈴愛!』だと思うような衝撃的な出会いがあればいいな、と思う」と期待を寄せていた。

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2017年2月22日のニュース