有村架純 自身のイメージと違う気性激しい役に「不安でいっぱい」

[ 2017年2月22日 20:35 ]

映画「3月のライオン・前編」完成披露試写会に出席した有村架純
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 女優の有村架純(24)が22日、都内で行われた映画「3月のライオン・前編」(監督大友啓史、3月18日公開/後編・4月22日公開)の完成披露試写会前の舞台あいさつに、神木隆之介(23)、奥野瑛太(31)らとともに登壇した。

 同作は、羽海野チカ氏の大ヒットセラー同名コミックを大友監督が実写映画化したもので、幼いころに交通事故で両親と妹を亡くし、深い孤独を抱えながらも中学生という異例の若さで将棋のプロをしてデビューした17歳の桐山零と、彼をめぐる人々の姿を描く。

 プライドが高くて気性が激しく、父(豊川)と義弟の零(神木)に愛憎半ばの感情を抱いている幸田香子役を演じた有村は「原作ファンの方は、私が香子を演じることに驚かれたと思うのですが、私自身も皆さんの元に届くまではすごく不安でいっぱいです」と自身のイメージとは違う役を受け入れてもらえるか不安を抱きつつも、「でも、作品自体は本当に素晴らしいので、不安はあるんですけど、皆さんに早く見ていただきたい思いでいっぱいです」と笑顔であいさつすると、大きな拍手を浴びた。

 また、神木から撮影中のエピソードを聞かれると「神木君と伊藤英明さんとのシーンが多かったんですけど、撮影の合間に(神木が)枕の下に何か忍ばせているなって思って見たら、チョコレートが隠されていて、『これ何?』って聞いたら、『食べていいよー!』って(笑)」と神木とのやり取りを明かし、「撮影中にそんなお茶目な一面も見ていました」とニッコリ。

 これに、神木と最初に対局シーンを撮ったという奥野は「対局中に脳みそをめちゃくちゃ使うので、糖分を摂ることをどれだけキュートにやるかという空気があって、俺だけに(チョコや砂糖を)くれているんだろうなと思ったのに、さっきの枕の下のチョコのエピソードを聞いて、すごく嫉妬した」と吐露して会場を沸かせた。

 このほか、同舞台あいさつには倉科カナ(29)、染谷将太(24)、清原果耶(15)、佐々木蔵之介(49)、豊川悦司(54)、前田吟(73)、中村倫也(30)、新津ちせ(6)、大友監督(50)も登壇した。

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