塚本晋也氏、清順監督の思い出語る「年寄りは年寄りで好きにやる」と

[ 2017年2月22日 16:44 ]

映画監督で俳優の塚本晋也氏
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 映画監督で俳優の塚本晋也氏(57)が22日、自身のツイッターを更新。この日、映画監督の鈴木清順氏が13日に亡くなっていたことが公表されたのを受け、清順監督との思い出をつぶやいた。

 「鈴木清順さん。初めて『鉄男』の短い映像をテレビで流したとき、ゲストの先輩監督としてぼくに意見を言ってくださった。『若いもんは若いもんで好きにやればいいんです。年寄りは年寄りで好きにやるから』『けんかえれじい』夢かと思うほど面白かった」と、先輩監督との粋なエピソードをつぶやいた。

 塚本氏は「鉄男」(1989年)でローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリを獲得するなど世界で評価の高い映画監督であるだけではなく、現在上映中の、米の巨匠マーティン・スコセッシ監督(74)が遠藤周作の小説を映画化した「沈黙 サイレンス」では俳優としても熱演。一方清順氏も、クエンティン・タランティーノ監督が「キル・ビル」シリーズでオマージュを捧げるなど世界的に評価の高い監督だったのみならず、俳優としても味のある演技を披露してきただけに、映画人・塚本晋也として、思うところがあったようだ。

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2017年2月22日のニュース