桂春蝶&桂かい枝&桂吉弥が落語会 春蝶「バトンは強引に奪うもの」

[ 2017年2月10日 16:14 ]

 落語家の桂春蝶(42)桂かい枝(47)が10日、大阪市内で初開催となる落語会「くしかつの会」(3月29日、大阪・ABCホール)の発表会見を開いた。 

 事務所は違うが普段から仲のいい桂吉弥(45)を含む94(くし)年に入門した上方落語会の実力派3人によるガチンコバトル。今回、それぞれ約40分の持ち時間で、春蝶が「芝浜」、かい枝が「三十石夢の通い路」、吉弥が「百年目」の大ネタに挑む。

 かい枝は今は亡き上方落語四天王の“看板”としての存在感の大きさを挙げつつ「人気のある笑福亭鶴瓶、桂南光師匠らの次は我々。“看板宣言”みたいな会になれば」とPR。春蝶も「上の人はバトンを渡そうとは思わないし、それでいい。バトンは強引に奪うもの」と次代を担う世代の励みとなるような会になることを願っていた。

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2017年2月10日のニュース