ファンもファン以外も広島寄付に胸熱く、岸田繁「俺はファンで良かった」

[ 2016年11月21日 16:05 ]

「くるり」の岸田繁

 今季セ・リーグを制した広島が21日、5億円を広島市に寄付すると発表。前田健太投手のポスティングシステムによる移籍譲渡金もあり、収入の一部を地元に還元することになった。そのうち4億円は少年野球などのためのスポーツ広場の整備に、1億円は原爆ドームの保存費用に充てられるという。

 これを受け、ツイッター上では称賛の声が多数挙がっている。「ちゃんと還元されるんだ。市民と球団いい関係だなぁ」「これぞカネは天下の回りものであり、生きたカネの使い方である」「カープ太っ腹やな!昔は寄付してもらった身が今は寄付する側とは!」「ほんと、20年以上ファンで本当に良かった。ヒロシマ県民ではないが、これでこそ僕らのカープ!!」「マネーゲーム(=FA含)に参戦しないでこういう使い方をするトコが好き」「やべーわ、かっこよすぎかよ」

 カープファンとして知られる「くるり」の岸田繁(40)も、「カープ5億円広島市に寄付か。。原爆ドームの保全と、少年少女達のためのスポーツ振興施設作りのためやと。。俺はカープファンで良かったよ」とつぶやき、お笑いタレントの星田英利(45)も、「素晴らしい!惚れるわ、カープ。鯉に恋」とカープ愛をつぶやいた。

 そして、このニュースにはカープ以外のファンも胸を熱くしたようだ。「オレ様はホークスファンだが来年コイツらが日本一になってもいいやと思ってしまった」「カープが広島市に5億寄付というニュースが流れた日に佐藤寿人の移籍が発表され、サンフレッチェはさらなる地域貢献を誓う。広島よ、道を間違うんじゃないぞ」「何か、感動致しました!フロンターレは、この様な行為をされるのでしょうか?もし、されなければ、見習ってみては如何でしょうか?」などと、地元に根付いた市民球団らしい英断には、羨望の目も集まっているようだ。

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2016年11月21日のニュース