亜門魅せる五輪開会式“前哨戦” キックオフイベント鈴木亮平ら出演

[ 2016年10月19日 08:00 ]

鈴木亮平(右後方)に演技指導する宮本亜門
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 日本の歴史と文化を華やかなショーで世界へ発信する「The Land of the Rising Sun」が20日、都内のホテルで上演される。2020年東京五輪・パラリンピックのキックオフイベントで、ナビゲーター役の鈴木亮平(33)らが出演。世界で活躍する宮本亜門(58)が演出を手がける。

 披露される場は、19年のラグビーW杯や東京五輪などに向けての国際会議「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」。来日中の国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長らを招いて文部科学省の公式イベントとして上演される。

 日本の創造から現代までをさまざまなパフォーマンスで一気に駆け抜けるステージ。「古事記」の世界からは、市川海老蔵(38)が歌舞伎舞踊を披露。戦争を乗り越え、復興した現代社会では高層ビル群や新幹線も登場。プロジェクションマッピングなどの映像も駆使する。

 鈴木のセリフは全編英語。「僕が役者になるきっかけのひとつは、日本のことをもっと外国の人たちに知ってもらいたいという思いから」と意欲満々。英検1級の実力で本番を自らけん引していく構えだ。

 まさに東京五輪の開会式に向けた前哨戦。さまざまな才能をひとつにまとめ上げる亜門は「戦争や震災を経験したことで日本人にはアジアの他の国にはない独特の優しさやおもてなしの心がある。それを感じてもらえるような作品にしたい」と気合が入っている。

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2016年10月19日のニュース