ＮＭＢ４８　山本彩加が初選抜入り「全力で頑張る」６月劇場デビュー

　ＮＭＢ４８が１９日、結成６周年コンサート最終日を神戸・ワールド記念ホールで迎え、１２月２８日に１６枚目のシングル発売と、その選抜メンバーを発表した。

　６月に劇場デビューしたばかりの５期生で、前日の同公演で来年１月からのチームＮ昇格が発表された山本彩加（１５）が初選抜入りを果たし、「まだ実感が沸かないけど、この中で埋もれないように全力で頑張る」と初々しく宣言。ほかにも初選抜の内木志（１９）ら全２０人の名が読み上げられ、会場が沸いた。

　同シングルは、８月に山本を除くメンバー６２人が出演した同所でのコンサートでチケットが完売すれば、センターを山本以外が務めることになっていたが、達成できず。今回もセンターを担う山本だが、初選抜や久々の選抜入りを決めた面々を称え、「前に進めていると近くにいるメンバーからも感じる事ができた。ピンチをチャンスに変えられるグループ。これからも付いて来て下さい」とファンに呼び掛けた。

　前日の同所での公演で、卒業を発表した１期生の上西恵（２１）は、「卒業後は妹に託したいと思います」と、６月に研究生として加入した妹・上西怜（１５）の活躍に期待。メンバーから姉妹のそっくりぶりを指摘されると、「（妹が）全部マネしよるからな～」と照れ笑いした。

　また、１０日に行われたＡＫＢ４８グループのじゃんけん大会でユニット選抜を勝ち取った渋谷凪咲（２０）は、昨年の５周年公演でミスタッチを連発したピアノの弾き語りリベンジに挑戦。「正直、ピアノはトラウマです」と弱音を吐きながらも、「君と出会って僕は変わった」を歌い切り、目を潤ませた。「楽譜は全然読めない。鍵盤の位置とニュアンスで弾いてます」と明かし、「練習、練習の日々でした。弾いてるうちに鍵盤がおにぎりに見えてきた」と振り返って、笑わせていた。　

　＜選抜メンバー＞山本彩（センター）、植村梓、太田夢莉、沖田彩華、加藤夕夏、川上千尋、久代梨奈、白間美瑠、渋谷凪咲、城恵理子、上西恵、須藤凜々花、谷川愛梨、内木志、藤江れいな、村瀬紗英、矢倉楓子、薮下柊、山本彩加、吉田朱里