渡辺謙、市原悦子と初共演 絶賛「まさに“怪物”のような方」

[ 2016年10月19日 05:30 ]

テレビ朝日ドラマ「五年目のひとり」に出演する(左から)高橋克実、市原悦子、渡辺謙、蒔田彩珠
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 俳優の渡辺謙(56)主演で東日本大震災の5年後を描くテレビ朝日「山田太一ドラマスペシャル 五年目のひとり」(11月19日後9・00)に、女優の市原悦子(80)が出演する。

 2人はともに劇団出身。脚本を手掛ける山田太一氏とは渡辺がTBS「おやじの背中―よろしくな。息子」など、市原がフジテレビ「やがて来る日のために」などでタッグを組んできたが、渡辺と市原の共演は初めて。国境を超えて活躍する世界的俳優と、芸能生活60周年を迎えた「日本のおばさん代表」と言われるベテラン女優の化学反応が注目される。

 ドラマは東日本大震災から5年が経過した東京のとある町が舞台。福島出身の孤独な中年男性と少女の交流を通じて、震災の「その後」と「再生」を描く。市原は主人公の男性を気にかけ、働き先を紹介する同郷の女性役を演じる。

 互いの印象について、渡辺は「まさに“怪物”のような方ですね!こちらの予想をいとも軽々と超えてくるような、素晴らしいお芝居をされる」と称賛。市原も「よく気のついてくださる、やさしい方。俳優としてさまざまな“場”を知っている分、視野が広くて、それがとても頼りになりました」と共演した喜びを語った。

 少女を演じるのは蒔田彩珠(あじゅ、14)。ほかに高橋克実(55)、柳葉敏郎(55)、山田優(32)らも共演する。

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2016年10月19日のニュース