「真田丸」第40話は15・0% “くじ”で「幸村」誕生

[ 2016年10月11日 09:20 ]

NHK大河ドラマ「真田丸」で主演を務める堺雅人

 俳優の堺雅人(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)の第40話が9日に放送され、平均視聴率は15・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが11日、分かった。

 大坂編がスタートした第14話から15%超をマークするなど高水準で推移。“新章”に突入した第32話からも15・8%、第33話18・0%と好調をキープしている。

 8月28日に放送された第34話は日本テレビの24時間テレビと重なり、13・2%と自己最低を記録したが、第35話は15・0%と回復。さらに第36話16・5%、第37話17・3%とポイントを上げ、先週の第39話も16・6%と好視聴率をマークしている。
 
 大河ドラマ55作目。戦国時代最後の名将・真田幸村=本名・真田信繁(のぶしげ)の生涯を描く。ヒットメーカー・三谷幸喜氏(55)が「新選組!」(2004年)以来、2度目の大河脚本。タイトルの「真田丸」は大坂冬の陣で信繁が築いた最強の砦。同時に、家族の物語として一艘の船に例えた。演出は木村隆文氏ほか。全50話。

 第40話は「幸村」。九度山での生活を楽しむ信繁(堺雅人)のもとへ、宇喜多秀家の家臣だった明石全登(小林顕作)が訪ねてくる。大坂城で徳川家康(内野聖陽)と戦ってほしいと信繁に懇願するが信繁は断る。そして豊臣秀頼(中川大志)と茶々(竹内結子)が苦境に立たされていると知った信繁に、きり(長澤まさみ)がハッパをかける。大きな決断を迫られた信繁は、息子の大助(浦上晟周)を呼び、くじを引けと迫る…という展開だった。

 主人公・真田信繁が世に広く知られる通称・幸村を名乗る経緯が描かれ、劇中では幸村の名が“くじ”で決められたため、SNS上には驚きの声などが相次ぎ、大きな反響を呼んだ。

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2016年10月11日のニュース