大地真央&森公美子、九重親方との思い出語る「超える人は出てこない」

[ 2016年8月1日 14:59 ]

舞台「一人二役」製作発表記者会見に出席した(左から)森公美子、大地真央、益岡徹

 女優の大地真央(60)、森公美子(57)が1日、東京都内で舞台「一人二役~殺したいほどジュテーム」製作発表記者会見に出席。7月31日に膵臓(すいぞう)がんで死去した元横綱千代の富士の九重親方をしのんだ。

 大地は「たぶん“同級生”なんですが、先日もプロデュースしたお店に行ったばかり。驚きました」。「そこでごあいさつさせていただいて、『うわぁ、かっこいい』と思いました。私たちに夢と希望と勇気…色んなものを残してくださった。ただただご冥福をお祈りしたいと思います」と悼んだ。

 森は「仙台の実家の(現在は廃業している)ホテルに巡業でずっと泊まってくださって、亡き父も本当に応援していた…父と兄とゴルフにも行ったりしたんです」と涙ぐんだ。「以前、福岡で芝居をしていた時に来てくださって、兄を呼んでいる呼び名“森ブー”って呼んでくれて、『今度うちの部屋に来て稽古つけてやってくれよ』って言われた。面白い方だった」と笑いまじりに明かした。「兄も、昨日ゴルフ行った時の写真を見て、涙が出たって言ってました。本当に惜しい人だった…。あんなかっこいい方、これから角界であの人を超える人は出てこないんじゃないかって思います。本当に素晴らしい方、愛のある方だった」と目を潤ませていた。

 ほかに益岡徹(59)、演出を手掛ける福島三郎氏も出席した。同舞台は10月7日~10日まで北千住シアター1010で、10月22日~11月8日までシアタークリエで上演される。

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2016年8月1日のニュース