ベッキー、不可欠なキャラ変 深夜枠「パイセン」で脱・優等生

[ 2016年6月11日 08:25 ]

会見で晴れやかな表情を見せるベッキー

 タレントのベッキー(32)が10日、不倫騒動による休業後初めて番組にレギュラー復帰し、都内の収録スタジオで報道対応した。1月6日の騒動発覚後、取材陣の質問に応じるのは初めて。虚偽の説明をした同日の会見を改めて謝罪し「ゼロから頑張りたい」と、涙を流すことなく晴れ晴れしい表情で意気込んだ。今後については「人を傷つけない恋愛をしたい」と反省を交えて語った。

 厳しい質問に答え、応じられないものには「控えさせていただきたい」とはっきりと断って精いっぱい対応しているように見えた。この取材対応が一連の騒動に終止符を打ったことは間違いない。当面は新たな仕事を入れることよりも、残り9本のレギュラー番組の復帰を目指していく。

 不倫騒動で以前の優等生イメージは崩れた。そのため主戦場だったバラエティー番組に戻るには、そのキャラクターを変えていく必要がある。テレビ関係者は「不倫のことをぶっちゃけたり、“ゲス”という言葉に反応できないとお笑い芸人とは絡みづらい」と話した。

 この日、ベッキーは「これからどんなベッキーを見せる?」と聞かれ「自然体でありのままの自分でテレビに出られたら」と答えた。キーワードは「ありのまま」だ。

 次にレギュラー復帰が見込まれるフジテレビ「人生のパイセンTV」(日曜深夜0・30)は、これまで下ネタなどで恥ずかしがるベッキーをいじってきた経緯がある。優等生キャラを打ち崩すには絶好の番組だ。

 もうみそぎは済んだ。あとはどう変わることができるか。注意深く見守っていきたい。

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2016年6月11日のニュース