ホント!?有村架純「実はちょっと本が苦手なんです」

[ 2016年6月11日 13:14 ]

映画「夏美のホタル」初日舞台あいさつに登場した有村架純

 女優の有村架純(23)が11日、都内の映画館で主演映画「夏美のホタル」(監督廣木隆一)の初日舞台あいさつに共演の工藤阿須加(24)、光石研(54)、吉行和子(80)らと登壇した。森沢明夫氏(47)の実体験を基にして書いた同名小説を映画化。主人公・夏美が父との思い出の場所で出会った人々との交流を通し成長する姿を描くひと夏の物語。

 夏美を演じた有村は涼し気なシースルーのドレスで登壇し、集まった観客に「朝から優しい気持ちになれましたか?」と笑顔で呼びかけ。「家族のつながりや人と人とのつがなり、愛情の深さを感じ取っていただけたら嬉しい」とPRした。

 夏美の父の親友を演じた光石は「工藤くんは芯から真面目な男で、それはかけがえのないもの。いつまでもそれを忘れず、俳優生活、頑張っていってください」と共演の工藤を絶賛。その言葉に工藤も「自分で言うのも何ですけど、真面目だけが取り柄。光石さんの言葉を胸に頑張っていきます」と決意を新たにした。

 吉行は光石演じる親友の母親役。「すごく自然でいい。これからこの新鮮さを持って、かつうんと冒険していろんな役をやって、たくましくやっていただきたい」と激励されると、有村は「すごく嬉しい。現場で吉行さん、光石さん、小林(薫)さんたちの演技を見て、メモを取るように食いつきながら見させていただいた。その場の空気を全部巻き込む力が素晴らしい。自分もそんなふうになれるように勉強させていただきたい」と前を向いた。

 原作者の森沢明夫氏(47)も登壇。「浴びるようにいい本をたくさん読んでいただきたい。心をどんどん成長させて、俳優人生に生かしてほしい」とメッセージに、有村は「実はちょっと本が苦手なんです」と意外な告白。「それでも自分が気になった小説は本屋さんですぐに手にとって読み進めてしまうので、一歩踏み込むことが大事だなと思う。より小説とか言葉を自分を近くにおいておきたいなと思いました」としみじみ話していた。

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