【99・9】第2話も痛快 岸部一徳が海千山千の存在感

[ 2016年4月24日 12:00 ]

「99・9―刑事専門弁護士―」第2話の1場面(栄倉奈々)(C)TBS

 主演を務める嵐の松本潤(32)が初の弁護士役に挑むTBS日曜劇場「99・9―刑事専門弁護士―」(日曜後9・00)は24日、第2話を迎える。

 初回(17日放送)の平均視聴率は15・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。4月クールの民放連続ドラマ(ゴールデンタイム=午後7~10時、プライムタイム=午後7~11時)のうち、初回の数字としては暫定1位に立った。

 勢いそのまま、第2話も痛快。当代随一の名バイプレーヤー・岸部一徳(69)の海千山千の立ち回りがハイライトの1つになる。

 深山 (松本) は、口論になった男を、もみ合いの末にナイフで殺害した山下 (風間俊介) の弁護を担当することになる。山下は、たまたま立ち寄った居酒屋で、酒に酔って大騒ぎする木内 (岡山天音) という男を注意すると、外に連れ出される。木内は逆上してナイフを取り出す。山下はもみ合いの末、木内を刺してしまった。当然、山下は正当防衛を主張する。

 山下は2回刺したと供述するが、木内の傷は5カ所。日本の刑事事件における裁判有罪率 (起訴された際に裁判で有罪になる確率) は99・9%と言われるが、深山は残りの0・1%に事実にたどり着こうと、捜査を始める…。

 岸部が演じるのは斑目(まだらめ)法律事務所の所長・斑目春彦。刑事事件専門チームを新設し、深山をヘッドハンティング。数々の大企業の顧問弁護士を務め、民事事件のプロだった佐田篤弘(香川照之)をチームリーダーに配置転換した。

 「事実」を追い求める深山と「依頼人の利益」を考える佐田のバトルは第1話から引き続き、おもしろいが、その裏で斑目VS佐田もヒートアップ。ドラマに奥行きを与える。第1話に比べると、第2話の事件は複雑で根深く、ここに斑目が絡むと、物語は一気に厚みを増す。

 どこかテレビ朝日「ドクターX」の立ち位置を思い起こすが、出番は多くないものの、岸辺の存在が今作を引き締めているのは間違いない。

 深山の変人ぶりは相変わらずだが、それだけキャラクターが立っており、松潤の当たり役になるかもしれない。小道具の飴、食事・料理へのこだわりが効いている。

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