SOLIDEMO佐脇 大分県職員の父は地震後、家に戻らず

[ 2016年4月18日 09:12 ]

デビュー2周年記念公演を行った「SOLIDEMO」(左から2人目が佐脇慧一)

 男性8人組ユニット「SOLIDEMO」が17日、デビュー2周年記念公演を東京・青海のZeppダイバーシティで行った。メンバーの佐脇慧一(25)は、熊本の地震で熊本市在住の伯母夫婦が被災したことを明かし「伯母は家を出て車の中で生活をしている。夜も眠れずつらそう」と思いを巡らせた。

 伯母とは16日夜、この日朝と電話で会話。市内のスーパーやコンビニなどは食品不足だと聞き「コンビニに残っていた乾パンを食べたと言っていた」と話した。家の中は家具が倒れ、食器や窓ガラスの破片などが飛び散っているため、夫妻で自家用車内にいるという。

 「電話をすると喜んでくれて複雑な気持ちだった。狭い車内でずっと同じ体勢でいる。エコノミー症候群にならなければいいけど」と心配した。今後は現地の状況をみながら、伯母のもとを慰問することを検討する。

 また父親は大分県の職員で、地震発生以来、家に戻らず、関係施設でずっと待機しているとも明かした。

 この日の公演では、最新曲「Landscape」など18曲を披露。来年4月15日に東京・中野サンプラザでデビュー3周年記念公演を開催することも発表した。

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2016年4月18日のニュース