高良健吾 避難所で給水ボランティア ネットに「ありがとう」の声あふれる

[ 2016年4月18日 21:35 ]

16日に映画「蜜のあわれ」舞台あいさつに登壇し、気丈に話す高良健吾

 熊本市出身の俳優・高良健吾(28)が18日の昼ごろ、、熊本地震の避難所となっている市内の小学校をを訪れ、給水ボランティアを行ったことが分かった。

 昼頃にオレンジ色のタンクを積んだトラックで到着。故郷の仲間とともに、避難している人々のペットボトルなどにホースで水を入れた。高良は黒いパーカーとキャップ、マスク姿だったが、高良と気付いた人たちがツイッターなどネットに画像を掲載。「ありがとう」「熊本の誇り」「本当にかっこいい」などの言葉があふれた。所属事務所によると「プライベートで行ったことです」と説明している。

 高良の実家は現在福岡市にあり大きな被害はなく、熊本県阿蘇市の祖父母も無事。それでも16日、自身のブログで支援に動きだすことを明かし、「なにが今必要ですか?熊本のみなさん。タイミングは見極めて動きます」と呼び掛けていた。

 実際に熊本に住む友人らと協力し、オフを利用して17日から炊き出しを行う計画を立てていたが、被害の拡大や交通機関の混乱を考慮し、「気持ちだけで動くことがかえって迷惑になる」と断念。「もう少し落ち着いてからの動きは考えています。力を貸してくれる人達もたくさんいます。自分にできることはすべてやりたい」とつづったが、給水のボランティアとしてさっそく行動に移したようだ。

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