「10・8決戦」衝撃の新事実 中畑清氏「もう時効だから…」

[ 2016年4月7日 17:30 ]

(左から)中山雅史、山崎弘也、野村克也氏、栗山千明(C)テレビ朝日

 7日のテレビ朝日「ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV」(後9・00)は、プロ野球史に残る1994年の「10・8決戦」の裏側に迫る。

 同率首位で並んだ中日と巨人が最終戦(ナゴヤ球場)で激突。勝ったチームがリーグ優勝という世紀の一戦となった。

 番組は、当時の巨人・長嶋茂雄監督が「国民的行事」と表現した試合に、読唇術で迫る。番組の取材に対し、当時の巨人打撃コーチ・中畑清氏は「もう時効だから…」と衝撃発言。それを前提に見ると、このゲームに隠された衝撃の新事実が明らかになる。

 また、この試合で巨人を率いた長嶋監督について、ゲストの野村克也氏は現役時代のエピソードを披露。現役時代にキャッチャーだった野村氏は、打席に立った打者に対して野球とは関係のないことをささやき、集中力を散漫にするなど独自の「ささやき戦術」を駆使。しかし、野村氏は「長嶋にだけは全く通用しなかった」と振り返り、長嶋氏の凄さが浮き彫りになる。

 ▼野村克也氏 私は野球しかなくて、言うなれば“野村克也マイナス野球イコール0”という男ですから、あまりテレビ向きのタレントではない。ただ、楽しく過ごさせていただきました。それにしても読唇術というのは凄い。唇を見るだけで何をしゃべっているかが分かるというのは凄いですね。野球選手もマウンドに集まって選手同士が会話するときは口を隠している。読唇術を気にしているからなんですね。私が現役時代にプレーした南海ホークスは人気のないチームでしたから、マスコミに取材されたことも少なかったです。現役時代より監督になってから、それも東京のチーム、ヤクルトの監督になってから取材されることが多くなりました。私の若い頃の映像を見た時は「ああいう時代もあったんだな」と懐かしく感じました。

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2016年4月7日のニュース