NHK会長 「クロ現+」リニューアル成否判断は「まだ早すぎる」

[ 2016年4月7日 15:54 ]

ポーズをとる「クローズアップ現代+(プラス)」の新キャスター。左から久保田祐佳、小郷知子、松村正代、伊東敏恵、鎌倉千秋、井上あさひ、杉浦友紀の各アナウンサー

 NHKの籾井勝人会長(73)が7日、東京・渋谷の同局で定例会見に出席。4日にリニューアルスタートした新番組「クローズアップ現代+(プラス)」(月~木曜後10・00)について「もうちょっと見ていただきたい」と今後の動向に注視する考えを明かした。

 93年からスタートしてきた「クローズアップ現代」を放送時間を「クローズアップ現代+(プラス)」としてリニューアル。キャスターも番組開始以来、23年間務めてきたフリーの国谷裕子キャスター(58)が3月いっぱいで降板し、同局の杉浦友紀(32)や鎌倉千秋(37)ら同局の女性アナウンサー7人が日替わりで務める形となった。4日放送の初回は7・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 これまで3回放送されているが、籾井会長は「まだ2回しか見られていない」としながらも「わかりやすく見てもらうための映像の工夫も随所にしている。視聴者にわかりやすい理論ができるかなという印象はある」と評価。成否の判断について「願いとしては見ていただきたい」としつつも「まだ3回。まだ早すぎるかなと思う。もうちょっとやってみたいなという気持ち。もうちょっと見ていただきたい」としばらくは動向を見守る姿勢を見せた。

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2016年4月7日のニュース