25歳漫画家・つかじ俊氏 がん告白…連載2話で中止 治療に専念

[ 2016年4月7日 10:25 ]

 漫画家・つかじ俊氏ががんを患い、月刊漫画雑誌「ヤングエース」(KADOKAWA)に掲載された「きょうのきゅうしょく!」の連載が中止になった。同誌5月号で発表された。

 「今号(ヤングエース5月号)より連載開始予定であった『きょうのきゅうしょく!』ですが、作者のつかじ俊先生が癌を患っていることが判明いたしました。つかじ俊先生と慎重に協議を重ねた結果、今後は治療に専念していただくために連載を中止とさせていただきます」と報告。

 「予告をご覧になり、楽しみにしてくださっていた読者の皆さまには誠に申し訳ございません。今号掲載の2話までで連載は終了いたしますが、先生の治療中の励みにもなりますので、作品のご感想や応援のお手紙などは随時受け付けております」と呼び掛けた。

 つかじ氏は3月19日付のブログで「今日、手術やそれに関する説明をされました。進行がん、つまり悪性でした。心のどこかで奇跡的に良性…なんて考えていたのですが、やはりそんな奇跡は起こりませんでした。もっと早く見つかれば良かったんですけど、やはり25歳でがんだとは医者も滅多に思わないそうですね。まあ自覚症状がほぼないんだから、ましてや他人には分かりえないことですね。北斗(晶)さんじゃないですけど5年先、10年先を生きれるように頑張りたいと思います」とつづっている。

 ブログによると、3月下旬に手術を行い、4月3日に退院した。

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2016年4月7日のニュース