吉川十和子さん長女が主演、母はドキドキ 宝塚音楽学校文化祭

[ 2016年2月13日 15:45 ]

宝塚音楽学校の文化祭で演劇の主役を務めた君島憂樹さん(右)。左はヒロイン役の名子ひとみさん

 今春、宝塚歌劇団に入団する宝塚音楽学校第102期生39人の文化祭が13日、兵庫・宝塚バウホールで行われた。

 A、B組の2班に分かれた「演劇」では元女優で実業家・吉川十和子さん(49)の長女、君島憂樹さんがA組の主演を務めた。憂樹さんはスッキリとした顔立ちに、宝塚では外せない軍服も品よく着こなし、18世紀スウェーデン王国の皇太子を熱演。客席で見守った十和子さんは終演後「失敗しないかヒヤヒヤしました。皆様のお陰で何とか…」と胸をなで下ろした。

 大の宝塚ファンでも知られる十和子さんだが「(普段のように)舞台は楽しめないです」とドキドキの観劇となった。父の君島誉幸さんも「心臓に悪いですね。(娘は)まだまだですが、この2年間で“これでやっていく”という覚悟みたいなものが生まれたような気がします」と娘の成長に目を細めた。またB組の主演は板垣日向子さんが務めた。

 102期生は3月1日に同校を卒業し18日に兵庫・宝塚大劇場で開幕する星組公演「こうもり/THE ENTERTAINER!」で初舞台を踏む。

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2016年2月13日のニュース