松田翔太“裏警察官”連ドラで映画で激演 主人公は優作さんイメージ

[ 2016年2月12日 05:30 ]

ドラマと映画で実写化される「ディアスポリス―異邦警察―」で主人公の“裏警察官”を演じる松田翔太

 俳優の松田翔太(30)が、人気漫画を連ドラと映画で実写化する「ディアスポリス―異邦警察―」で主人公の“裏警察官”を演じる。ドラマは4月からTBS系の深夜枠で放送。映画は今夏公開される。

 原作は06~09年に漫画誌「モーニング」で連載。東京に密入国している外国人だけのアンダーグラウンドな自治社会を舞台に、弱者を助ける久保塚早紀の活躍を描く。

 久保塚は通称「裏都庁」の警察官。複数の言語を操る国籍不明の人物で、態度はぶっきらぼうだが強い正義感と人情を持ち、治安を守っている。

 松田は連載開始時から原作のファンで「絶対に自分が演じたい」と長年熱望。個性的な久保塚は、原作のすぎむらしんいち氏(49)が松田の父で名優の故松田優作さんをイメージし描いたキャラクター。実写版を息子が演じることになり、まさにハマリ役といえそうだ。ドラマ版の監督は熊切和嘉監督(41)や冨永昌敬監督(40)ら4人。映画は熊切監督がメガホンを取る。

 撮影は既に終了。乱闘シーンや真冬の川に突き落とされる場面もあり「男だらけの現場でつらいシーンもたくさんありましたが、楽しみながら撮影できた」と振り返った。

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