五代様死す…「あさが来た」視聴率は24・0% 番組最高更新ならず

[ 2016年1月25日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「あさが来た」で五代友厚を演じたディーン・フジオカ

 女優の波瑠(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜前8・00)の第95話が22日に放送され、俳優のディーン・フジオカ(35)が演じた近代大阪経済の父・五代友厚が最期を迎えた。平均視聴率は24・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが25日、分かった。

 今月7日に制作統括の佐野元彦プロデューサーが五代の死を早々と公表。番組最高27・2%に迫る予想もあったが、その死を見たくない心理が働いたのか、及ばなかった。

 ヒロイン・白岡あさの師。視聴者から「五代様」と親しまれ、インターネット上にはその死を悲しむ「五代ロス」が広がった。“朝ドラ受け”でおなじみの同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)の有働由美子アナウンサー(46)も「3月まで放送があるんだから、もうちょっと先までねえ…2月くらいまで生きて…」と涙した。

 第95話は、あさ(波瑠)の元を訪れた五代(ディーン・フジオカ)の秘書(中川浩三)が、五代の体調が悪いことを伝える。あさは新次郎(玉木宏)と共に、五代の元に駆け付ける。そこには、横たわった五代の姿が…。死なないでほしいと必死に訴えるあさに対し、五代は今までのあさとの思い出を語る。そして、まだまだやり残していることがたくさんあると告げる…という展開だった。

続きを表示

2016年1月25日のニュース