唐沢寿明 学生との杉原千畝談議でまさかの恋愛相談「今までのは何なんだ」

[ 2015年11月24日 17:52 ]

映画「杉原千畝」大隈講堂試写に出席した唐沢寿明と小雪

 俳優の唐沢寿明(52)と女優の小雪(38)が24日、映画「杉原千畝 スギハラチウネ」(監督チェリン・グラック、12月5日公開)の東京・早稲田大学の大隈記念講堂で行われた試写会で舞台あいさつに立った。

 第2次世界大戦中、リトアニアでユダヤ難民にビザを発行し6000人の命を救ったとされる杉原千畝は、現在の同大教育学部に1年半在学。“母校”への凱旋に、唐沢は「杉原千畝さんも、きっと喜んでくれると思う」と感慨深げに話した。

 同大で千畝の功績を後世に伝えるための活動をしている「千畝ブリッジングプロジェクト」の学生たちもステージに登場し唐沢らに質問。千畝を尊敬し早稲田に入ったという政経学部2年の男子学生から、「人生に影響を与えた人は?」と問われた唐沢は、「間違いなくブルース・リー。あの人はアチャーッて言っているだけの人じゃない。哲学的思想の持ち主で、水はいろんな形になれるという理論は、俳優として役をもらった時に、そのイメージに水として入っていければ役になれるのかなと思っている」と持論を展開し、会場を沸かせた。

 だが、その学生が「モテるためにはどうしたらいいでしょうか」と恋愛相談に転じると、「今までのは何だったんだよ」と苦笑しながら一喝。それでも、「好きな女の子に告白しまくって、ふられればいい。ふられる経験は大事だし、悲しい思いをすることも必要。怖がらずに、誠実にやればいずれ伝わる」と指南。小雪も、「好きな人に好かれないと意味ないでしょ」と優しく諭していた。

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