佐藤隆太がDV夫役 内田有紀に暴力を…「恐ろしくて足すくむ」

[ 2015年11月24日 12:26 ]

ドラマ「ナオミとカナコ」に出演する佐藤隆太(C)フジテレビ

 女優の広末涼子(35)と内田有紀(40)が初共演する16年1月スタートのフジテレビドラマ「ナオミとカナコ」(木曜、後10・00)に吉田羊、高畑淳子(61)、佐藤隆太(35)ら実力派の役者が出演することが24日、発表された。

 ドラマは誰にでも起こりうる日常を舞台に、前代未聞の犯罪を遂行するヒロインたちを描いた傑作犯罪サスペンス。広末が演じる直美は勝気なキャリア・ウーマン。内田は直美の同級生で気が優しく、控えめな性格で夫のDVに悩む主婦・加奈子を演じる。直美と加奈子がタッグを組み、DV夫を排除すべく、完全犯罪の殺害計画を立てることから物語が始まる。

 佐藤は内田演じる加奈子に暴力を振るう夫・達郎役に決まった。エリート銀行員で外面は良いがひょうなことでひょう変してしまう達郎。また、佐藤は達郎にうりふたつの中国人密航者も演じる。エリート銀行マンと中国人密航者、全く正反対のキャラクターを佐藤がどう演じ分けるのか注目だ。

 出演が決まった佐藤は「手に汗握る物語の中で、達郎と林という二人のキーパーソンを演じられるという事が光栄ですし、とても楽しみです! 内田有紀さんに役とはいえ、手を挙げるなどという、僕にとってこれ以上無い大罪が現場で待っていると思うと恐ろしくて足がすくみますが、そこは役者として責任を全うできるように頑張ります」と意気込みを語った。

 吉田は加奈子の義姉でキャリアウーマンの陽子を演じる。弟にあたる達郎の失踪に疑問を持ち、直美と加奈子に真っ向から対峙していく。高畑は直美たちに多大な影響を与えていく中国人・李朱美役を務める。

 吉田は「“女”という生き物を、様々な角度で描いた作品で非常に面白く、この世界を演じられるのが今から楽しみです。正義でありながら視聴者に疎まれる役。今までにない難役に心躍ります」とコメント。中国人を演じる高畑は「国が違うと考え方が、こうまで違うのかという点が面白いです」と役柄の魅力を伝えていた。

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