志尊淳、荒業ダイエットで人生急転も…手のひら返しに「悔しい」

[ 2015年10月24日 12:30 ]

公開中の映画「先輩と彼女」の主演で人気上昇中の志尊淳

 公開中の映画「先輩と彼女」(監督池田千尋)の主演で人気上昇中の若手イケメン俳優・志尊淳(20)。このほど、大阪市内でスポニチの取材に応じ、原宿で1日に5回もスカウトされた甘いマスクの持ち主ながら、男臭い性格やぽっちゃりだった過去など意外な素顔を明かした。

 “志尊淳(しそん・じゅん)”は本名。「親戚以外で同じ名字の人に会ったことがない」といい、「一度聞くと忘れづらいでしょ」と珍しい名に感謝する。“恋愛もの”で初の主演を務めた同作では、部活の後輩から思いを寄せられる役どころ。“壁ドン”や“顎クイ”など女子憧れの行為をサラリとやってのける姿に、私生活での経験を問うと「ないですよ!こればっかりは、食い気味に否定したいと思います」と、即答した。

 芝居と割り切り、恥ずかしさはなく演じられたそうだが「監督がなかなかカットをかけない人。壁ドンしてセリフ言った後に、その距離感でずっと見つめ合うのはやっぱり恥ずかしかったですね。悪意を感じるくらい、なかなかカットの声がかからなかった」と笑う。

 小学3年から始めた野球では、捕手と投手を務めた。今のスリムさとは違い、中学2年まではぽっちゃり体形だった。中学3年時、軟式式野球部を引退して「体を持て余しダイエットにハマッた」という。「マネしないでくださいね」と前置きし、食べずにひたすら走るという無茶な方法で、2カ月で68キロから50キロに減量したことを告白。見違えるスタイルになり人生が急転した。「急に女子に声を掛けられ始めた。ここまで手のひら返しか、とうれしいより悔しい気持ちになりましたね」と複雑な心境を味わった。

 高校からの帰り、渋谷や原宿を制服で歩くと芸能事務所の誘いやヘアサロンのカットモデル、雑誌のスナップ協力などの依頼を頻繁に受けた。だが、そんな中性的で端正な顔立ちに似合わず、本人は総合格闘技やボクシングの経験も持つ武闘派。性格も「負けん気が強くて、ネチネチしたのが大嫌い。恋愛でも引っ張って行くタイプ」と語る。そのギャップが更に女性の心をくすぐりそうだ。

 最近はドラマや映画への出演が相次ぎ、ツイッターのフォロワーも急増する人気ぶり。まずは、本作で彼の魅力を確かめていただきたい。

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