亀田興毅「ワイドナショー」殴り込み!?引退表明後初のテレビ出演

[ 2015年10月24日 15:00 ]

コメンテーターの松本人志(左)とトークを繰り広げる亀田興毅氏

 17日に米シカゴで行われたボクシングのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチで敗れて引退表明した亀田興毅(28=亀田)が25日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)にコメンテーターとして出演することが24日、明らかになった。現役引退発表後、初のテレビ番組出演となる。

 番組冒頭で、MCの東野幸治(48)から現役を退いた現在の心境を聞かれ「まず、ここ(スタジオ)に自分がおっていいのかなという気持ちですね」と答え、早々にスタジオの笑いを誘った興毅。過去に日本テレビ系「ダウンタウンDX」などのバラエティー番組で共演はあるものの、今回の収録が実質的な初共演となる松本人志(52)について「(自分が)嫌われていると思っていたので、隣の席に座って、めちゃくちゃ緊張している」と正直な感想を話すと、松本から「嫌われてもいないし、この番組に来て、横に座ったからといって好きでもない」と絶妙に切り返され「さすがです。仕上がってますね~」と喜んだ。

 引退後の心境や具体的な今後のビジョン、また父親・亀田史郎氏(50)への思いや、弟である大毅(26)、和毅(24)との現役引退に関する裏話、さらには一時、バッシングにあったマスコミに対しての思いなどを語ったほか、松本と興毅の意外すぎる初対面のエピソードなども披露され、大いに盛り上がりを見せた。

 緊張を感じながらも無事に収録を終え「今は一般人みたいなもの。ボクサーではない立場でテレビに出ることも初めてだったのでみなさんに気を使わせてしまったのではないか」と心配げに話した興毅。松本の印象については「いろいろと勉強になった。子供のころからテレビで見ていた国民的スター。実際に直接お話しさせていただいて、優しい人なんだというのが横にいて伝わってきました」と話した。

 まだ決めていないという今後の活動だが、ボクシングの底辺を拡大していくことを心に描いているという。「自分の世界戦の視聴率が40%を超えたり、アメリカでは1試合で300億円以上のファイトマネーが動いたり、あり得ないことが起こるのがボクシング。そういう爆発的な要素があるので、例えばミャンマー、スリランカなど、アジアのコミッションもないような地域でボクシングを広めていけたらいいですね。そういった地域でボクシングが盛り上がっていけば、自然と日本でも盛り上がるし、世界中でボクシングが注目されていくと思います」と力を込めていた。

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