高畑充希「ピーターパン」35周年で後輩・唯月ふうかへ「肉食べて」

[ 2015年6月17日 13:39 ]

ミュージカル「ピーターパン」の製作発表に出席した(左から)白羽ゆり、入來茉里、高畑充希、唯月ふうか、佐藤すみれ、大貫勇輔

 ミュージカル「ピーターパン」(7月20~30日、東京国際フォーラム)の製作発表が17日、都内で行われた。榊原郁恵(56)による初演から今年が35周年の節目。2013年から9代目としてピーターパンを演じる唯月ふうか(18)、フック船長役の大貫勇輔(26)ら主要キャストが抱負を語った。

 3年目となる唯月は、「1、2年目は自分がやらなければいけないことでいっぱいいっぱいで周りが見られなかったけれど、今年はもっと責任を持ってやりたい。フライングも最初はすごく怖かったけれど、今はずっと飛んでいたいくらい好きになった。その成長を見せられたら」と意欲。そして、「あらためて台本を見直して、ピーターの気持ちの変化を共有していただけるように演じて、子供たちのヒーローになりたい」と力強く語った。

 8代目(07~12年)の高畑充希(23)も応援に駆け付け、「私の3年目を考えると、しっかりしすぎている。何の心配もない」と太鼓判。その上で、「私も今まで生きてきた中で一番ストイックな時期だった。何事も気合いで乗り切れることを学んだ。エネルギーのある作品で、1回約3時間、毎日2ステージという半分いじめのようなスケジュールなので。卒業してからの仕事で体力的につらいと思ったことは1度もない。それが財産。だから、しんどい時は周りにガンガン言った方がいい。その方が楽になるから。それから肉を食べて、タンパク質を摂って」とエール。唯月も、「はい、先輩」と元気に返していた。

 また、35周年を記念して35公約と題した入場者特典も発表。そのひとつとして、初日の夜公演に榊原がスペシャルゲストでカーテンコールに登場する。関係者によれば当時の衣装をいまだに持っているそうで、初代と9代目のピーターパン共演も期待できそうだ。

 ほかにウェンディ役はダブルキャストで入來茉里(25)と「SKE48」の佐藤すみれ(21)、タイガー・リリー役で白羽ゆり(36)らが出演する。

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2015年6月17日のニュース