萩原流行さん バイク事故死、62歳 ハーレー転倒、後続にひかれたか

[ 2015年4月23日 05:30 ]

22日に死去した萩原流行さん

 映画やテレビで、個性派俳優として活躍した俳優の萩原流行(はぎわら・ながれ、本名萩原光男=はぎわら・みつお)さんが22日午後6時ごろ、東京都杉並区高円寺南の青梅街道で倒れているのが見つかり、その後に死亡が確認された。62歳だった。東京都出身。警視庁杉並署は愛車ハーレーダビッドソン運転中に何らかの理由で転倒したとみて調べている。3月にもバイクで転倒事故を起こしていた。

 ワイルドワンズの加瀬邦彦さんの自殺報道に激震した芸能界にまた衝撃が走った。

 杉並署によると、萩原さんが倒れていたのは、上りの片道3車線の直線道路。目撃者によると、事故が発生したのは午後6時ごろ。前を走るワンボックスカーに接触して転倒、後続の車にひかれたとみられる。萩原さんは救急車で緊急搬送されたが、病院で死亡が確認された。駆けつけた妻で女優のまゆ美さん(63)が本人であることを確認した。

 発生当時は激しく雨が降っており、現場には883ccのハーレーダビッドソンが立てられていた。すぐ後ろを走っていた男性は、スポニチ本紙などの取材に「信号が青になったので車を発進させると、バイクが左側から追い抜いていった。バイクはさらに前を走る車を追い越そうとしたが、接触したかどうかは見えなかったが、その直後に大きな火花が見えて人が投げ出された。横向きに倒れていて、口の両側からは血が流れていた。初めは動いていたが、そのうち仰向けになって動かなくなった。まさか萩原さんとは思わなかった」と生々しく証言した。

 バイクや車好きで知られた萩原さんだが、昨年末からは多く事故を起こしていた。昨年10月25日に杉並区西荻北の区道で乗用車を運転中に歩行者と接触して走り去ったとして、3月に自動車運転処罰法違反(過失傷害)などの疑いで書類送検されていた。事故は先月もあった。3月23日に同区内でバイクを運転中にやはり転倒。右腕を打撲するケガを負って入院。関係者が心配する中での死亡事故となった。

 萩原さんは82年に劇団つかこうへい事務所に入団。同年、つかさんの戯曲をもとに故深作欣二監督がメガホンをとった映画「蒲田行進曲」に出演して注目を集めた。その後も、映画「里見八犬伝」や「マークスの山」、NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」、「教師びんびん物語」「スケバン刑事3」などに出演。悪役や暴力団員など、あくの強い脇役として活躍した。

 近年はうつ病を患い、妻のまゆ美さんとともに病と闘った体験を著書でつづり、講演活動も行っていた。

 ◆萩原 流行(はぎわら・ながれ、本名光男=みつお)1953年(昭28)4月8日生まれ。東京都出身。世田谷学園高校を卒業後、劇団「ザ・スーパーカムパニイ」に入団し19歳で初舞台。映画「人生劇場」、「マークスの山」、NHK大河ドラマ「炎立つ」、日本テレビ「家なき子2」など、多数の映画やドラマで活躍した。

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