今井雅之 改めて舞台降板を生報告「苦渋の決断…死ぬより辛い」

[ 2015年4月23日 21:09 ]

今井雅之

 大腸がんのため主演舞台降板を発表した俳優・今井雅之(54)が23日、木曜コメンテーターを務めるMXテレビ「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に出演。降板の理由をあらためて説明、降板は苦渋の決断だったが「死ぬより辛い」と話した。

 今井は21日付の自身の公式ブログで、大腸がんを患い開腹手術を受け、現在も抗がん剤投与を続けていることを公表。舞台降板までの経緯については「舞台上での発声に限界があり、お客様に完璧な状態で舞台をお観(み)せすることが出来ないと判断し、舞台出演を断念致しました」と説明していた。

 番組冒頭から雄たけびを上げるなど気合の様子を見せていた今井だったが、闘病中の影響でいつものような声の張りはなかった。詳しいことは「30日に記者会見をします」とした上で「(手術で)腹筋を切ってしまい、大腸も切って…。これが精いっぱいの声」と説明。降板までの経緯については「このような自分を見せられない。そんな中で“命が持たない”とドクターストップもかかった。(降板は)苦渋の決断でしたが、死ぬよりつらいこと」と話した。

 現在は入院しながらも、舞台稽古には顔を出しているという。「自分だけベットの上でのほほんとしてられない。できる範囲のことをしなければ」と主演役者としての責任感を口にしていた。

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2015年4月23日のニュース