「アド街」共演者 愛川さん悼む…須黒アナ「涙が止まりません」

[ 2015年4月17日 13:39 ]

愛川欽也さんの死去を悼んだ「アド街」共演者の(左から)峰竜太、薬丸裕英、テレビ東京・須黒清華アナ

 15日に亡くなった俳優の愛川欽也さん(享年80)とテレビ東京「出没!アド街ック天国」(土曜後9・00)で共演した“アド街ファミリー”の俳優・峰竜太(63)タレント・薬丸裕英(49)同局・須黒清華アナウンサー(30)が17日、相次いで故人を追悼した。

 峰は都内で会見し「戻ってくると思っていた」と愛川さんの回復を信じていた様子。“生涯現役”を貫いた愛川さんに「最期までカッコよかったね、と言いたい。そしたら“ありがとよ”って返してくれるような気がします」と敬意を表した。
 
 薬丸は愛川さんが肺がんだったことを知らず、ブログで「しばらく放心状態でした」とショックの大きさを物語った。「アド街」1000回(3月7日放送)の収録を最後に、愛川さんに会うことはなく「残念の一言に尽きます」と悔やんだ。

 須黒アナウンサーは同局サイト内にあるブログで「突然の訃報に驚いています。愛川さんの優しい笑顔や、おちゃめな表情、たくさんの温かい言葉ばかりが思い出されて涙が止まりません」と悲しんだ。

 「年末から病気のことを隠して仕事を続けていたとのこと。その間も、収録中や私たちの前で愛川さんが苦しそうな表情を見せることは一度もありませんでした。本当にカッコいい方だなと思います。まだまだ伝えたいことも、お話したいこともたくさんありました。それでも2年間『アド街ック天国』でご一緒できたこと、愛川さんと出会えたことは私の宝物です」と振り返った。

 「『おまえなら誰の隣でも大丈夫。見ているからね』。最後に電話でお話した時のその言葉を胸に、これからもアド街を守り続けていきます」と誓った。 

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2015年4月17日のニュース