小向美奈子被告に懲役2年求刑、起訴内容認める 27日判決

[ 2015年4月17日 05:30 ]

小向美奈子被告

 覚せい剤取締法違反(所持と使用)の罪に問われたタレント小向美奈子被告(29)は16日、東京地裁の初公判で起訴内容を認めた。検察側は懲役2年を求刑、弁護側は執行猶予付きの判決を求め、結審した。判決は27日に言い渡される。

 小向被告は肩までの長さの髪に、黒のパンツスーツ、10センチもあるハイヒール姿で入廷。被告人質問では覚せい剤を使った動機を「恋人とけんかをしたり、仕事のストレスが限界を超えたりした」と説明。「ファンや関係者から寛大な判決をという嘆願書が届いているがどう思うか」には、嗚咽(おえつ)を漏らし感謝の気持ちを示し「もう二度と同じ過ちはしない」と声を詰まらせた。

 2009年にも覚せい剤を使用していたとして同法違反の罪に問われ、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けている。

 検察側は13年秋に仕事仲間から勧められて使用を再開しており「再犯の可能性が高い」と強調。それに対し小向被告は「逮捕された後、何年もやめていた。ちゃんと向き合えばそんなにやりたいと思わない」と述べたが、「(やめたのは)たった4年ですから」と指摘されると、小声で「はい」と答える場面もあった。

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2015年4月17日のニュース