朝ドラ「まれ」の元治役 田中泯の素顔は?土屋太鳳「愛しい少年」

[ 2015年4月17日 16:08 ]

NHK朝のテレビ小説「まれ」に桶作元治役で出演している田中泯

 NHK連続テレビ小説「まれ」(月~土曜前8・00)に桶作元治役で出演しているダンサーの田中泯(70)が17日、同局の情報番組「あさイチ」に生出演し、撮影の裏舞台や、その“知られざる素顔”を明かした。

 元治は土屋太鳳(20)演じる主人公の津村希一家が居候する元民宿の主で、普段は寡黙な製塩職人だが、祭りに関しては誰よりも熱くなる一面を持つ。70歳という年齢を感じさせない引き締まった肉体や寡黙ながら優しげな表情で希を見守る演技などで注目を集め、ネット上でも「渋い」などと話題に。「あさイチ」司会の有働由美子アナウンサーをはじめ“元治ファン”も増え続けている。

 ダンサー、舞踊家と表現される田中だが、基本的には肩書きを持たないスタンス。俳優デビューは13年前の映画「たそがれ清兵衛」。2010年にはNHK大河ドラマ「龍馬伝」にも出演するなど、これまで多くの存在感のある役を演じてきたが、本人は、演技を職業とする俳優とは「根本的に違う」と一線を画す。今回の出演も元治のモデルとなった製塩職人の角花豊さんを以前から知っており「この人の役なら」と引き受けたという。

 撮影前には1週間ほど角花さんに“弟子入り”して塩づくりを学んだ。また、田中自身も子どもの頃から祭りと盆踊りが大好きで、元治の祭り好きのキャラクターは田中のキャラと重なっていることも明かした。

 そんな田中を希役の土屋は「大先輩に対して失礼だとは思うけど“愛しい少年”って感じ」と話す。この日はVTRで登場し、田中の声を「計算された声じゃなくて動物の鳴き声のよう」と表現。撮影現場での田中の様子などを紹介した。

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2015年4月17日のニュース