東映 吉川晃司のケガ報告「あぶ刑事」出演は予定通り

[ 2015年3月27日 13:29 ]

吉川晃司

 東映は27日、吉川晃司(49)が左足外側くるぶしを骨折し全治2カ月と診断されたことについて、同社のHPで説明した。

 映画『さらばあぶない刑事』製作プロダクション株式会社セントラル・アーツ、チーフプロデューサー近藤正岳氏名で状況を説明。

 それによると、吉川は、映画「さらば あぶない刑事」(2016年正月公開)のゲストとして“史上最強最悪の敵”役で出演することが決定しており、アクションシーンもできる限り自分で演ずることができるようにと早くからバイク練習を行っていたという。

 練習は2月2日から開始され、練習内容は基礎的な練習の繰り返しを丹念に行うことから始め、徐々に高度な技に挑戦。事故のあった3月3日までは19日間にも及んだ。「練習を行うにあたり、東映東京撮影所の撮影ステージ前の駐車スペースを通行止めにし、バイク専門のスタントマンと映画製作スタッフの立会いのもと、吉川さんにはヘルメット及びプロテクターを装着していただき、雨でアスファルトが濡れてタイヤがスリップする可能性がある日は取りやめるなどして、十全に安全を確保いたしました」と説明。

 3日も「スタントの専門家は同席しなかったものの、製作スタッフの立会いのもとに基礎練習とフロントアップの練習を繰り返していました」というが、「練習時間の終わり近くに、前輪を持ち上げ後輪だけでバイクを走らせていた時、バランスを崩してバイクが横転し、左足首がその下敷きとなってしまいました」と事故の状況を説明した。

 6日には吉川に出演続行の意思を確認。「出演シーンの撮影に関しましては、術後の回復とアクションシーンの内容を鑑み、予定通り今春に行うことを決定しました」とし、「関係者の方々およびファンの方々には、御心配と御迷惑をお掛けした事に対しまして、現場の監督責任のある製作プロダクションとして深くお詫び申し上げます。今後はこのような事後が起こらぬように細心の注意を払って撮影準備及び撮影をしていく所存であります」と謝罪している。

続きを表示

2015年3月27日のニュース