長男・米団治「米朝の魂はその辺に居てる」ざこばまた涙…「おおきに」

[ 2015年3月25日 07:35 ]

目に涙を浮かべ報道陣の質問に答える桂ざこば(中央)と桂米団治

桂米朝さん通夜祭

(3月24日)
 米団治は通夜祭で、あらためて偉大なる師匠、そして父としての米朝さんへの思いを語った。

 喪主あいさつでは「とにかくすごい人。私ら弟子が束になって立ち向かってもかなわない知識量でした」と回想。「体があるかないかで生きてることと死んでることは大差ない」という生前の米朝さんの言葉を紹介し、「米朝の魂はその辺に居てるでしょうね」とほほ笑んだ。

 桂ざこば(67)は一門を代表しあいさつ。「師匠の名を汚さんように一門でがんばりますので、よろしくお願いします」と声を詰まらせ、「おおきに」と遺影に向かい大きく2礼した。

 その後の会見では「ちゃーちゃん(米朝さん)も枝雀兄ちゃんもいてるし、僕も一緒に逝ってもよかった」と言って妻に怒られたことを告白。「でも僕は15歳で弟子入りし、長いこと稽古を付けてもらって、ごっつい得した」と感謝していた。

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2015年3月25日のニュース