鮎川誠、家族葬で涙のあいさつ「シーナの音楽は消えん」

[ 2015年2月20日 05:30 ]

シーナさんの家族葬であいさつする(左から)三女・知慧子さん、次女・純子さん、長女・陽子さん、鮎川誠

14日に子宮頸(けい)がんで亡くなったロックバンド「シーナ&ロケッツ」のボーカル、シーナ(本名鮎川悦子=あゆかわ・えつこ)さん(享年61)の家族葬が19日、東京都世田谷区の森巌寺開山堂で営まれた。

 棺にはシーナさんが好きだった赤いバラのほか1枚のCDと、ファンからの感謝の寄せ書きが納められた。夫でギタリストの鮎川誠(66)は出棺前のあいさつで「楽しいことをしようと始めたシナロケでしたが、その楽しさや、シーナの音楽は消えん。みんな思い出してくれるはず」と肩を震わせた。何度も「終わりにせなアカンね」と話しながら、別れを拒むように語り続ける姿は、参列者の涙を誘った。

 棺を納めた車のステレオで、遺作となったアルバム「ROKKET RIDE」を大音量で流しながらの出棺。会場の外で見守ったファンは「シーナぁ~!」と絶叫し、最後の別れを告げた。

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