獅童再婚「一生かけて守る」母・陽子さんの喪明けて婚姻届

[ 2015年2月2日 05:30 ]

再婚したことを報告し笑顔を見せる中村獅童

 歌舞伎俳優の中村獅童(42)が1日、再婚を発表した。相手は約5年前から交際してきた元読者モデルの沙織さん(31)。13年12月に亡くなった母で所属事務所代表の小川陽子さんの喪が明けるのを待ち、大安の1月31日に婚姻届を提出した。都内で取材に応じた獅童は、出会ってすぐにプロポーズしたことを明かし「一生かけて守っていく」と語った。

 待たせに待たせた結婚。「本当によく待ってくれたと思う。この5年間、悲しい出来事があってもいつも笑顔で、仕事が多忙な時は陰で支えてくれて、母が亡くなった時は家を守ってくれた」と、新妻への感謝の言葉が尽きなかった。

 知人の紹介で知り合ったのは10年夏ごろ。初めて2人で食事し「結婚してください」と求婚し、断られた。その後何度もアタック。交際に発展してからは結婚を視野に入れ、陽子さんも沙織さんに歌舞伎のしきたりを教えるなど、梨園に迎える準備を進めてきた。

 しかし、獅童が慕ってきた中村勘三郎さんが12年12月に亡くなり、喪が明けるまで待った。当時を振り返り「勘三郎兄さんには“彼女に会わせてよ”と言われていた。まさかあんなことになるとは思わず、会わせることができなかった」と悔やんだ。

 その1年後には陽子さんが急逝。「母が彼女のために白無垢(むく)とかウエディングドレスを用意している矢先だった」。再びタイミングを逸したが、沙織さんはその後も献身的に支えた。

 婚姻届は2人で都内の区役所に提出。その後、区役所近くの中華料理店で食事。沙織さんは「小川になるんだ」と、獅童の小川姓に変わったことを実感した様子で、獅童は「可愛かった」と目尻を下げた。

 沙織さんはファッション誌「ViVi」などで活躍した元カリスマ読者モデル。すでに獅童宅で同居している。

 獅童は05年に結婚した女優竹内結子(34)と08年に離婚。長男(9)は竹内が親権を持っている。

 獅童は3日、出演する「六本木歌舞伎」が初日を迎える。挙式は3月、披露宴は5月末に予定。取材の最後に「次は誰に続いてほしいか」と聞かれると、「松也に」と、元AKB48の前田敦子(23)と交際中の後輩、尾上松也(30)の名を挙げた。

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2015年2月2日のニュース