NHK大河「花燃ゆ」第5話は12・8%…自己ワーストを更新

[ 2015年2月2日 10:05 ]

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主演を務める井上真央

 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(日曜後8・00)の第5話が1日に放送され、平均視聴率は12・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。第2話の13・4%を下回り、同作ワーストを更新した。

 初回の16・7%は1989年「春日局」14・3%、77年「花神」16・5%に次ぐ歴代ワースト3位発進。第2話13・4%、第3話15・8%、第4話14・4%と推移している。

 主演の井上真央(27)が演じる主人公は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文(ふみ)。文は長州の尊王攘夷派の中心人物・久坂玄瑞と結婚し、死別後、群馬県初代の県令(現在の知事)の楫取素彦(かとり・もとひこ)と再婚。幕末の動乱の中、強い絆で困難を乗り越えた家族愛、松陰の志を継いだ若者たちの青春群像を描く。

 第5話は、密航に失敗した寅次郎(松陰)(伊勢谷友介)が野山獄に捕らわれる。文は本などを差し入れるため、獄に通い、そこで金子ツル(麻生祐未)と出会う。ツルは寅次郎とともに海を渡ろうとした弟子の金子重輔(泉澤祐希)の母だった。ツルは文が寅次郎の妹とは知らぬまま、胸に秘めた思いを打ち明ける…という展開だった。

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2015年2月2日のニュース