高良健吾&石田ゆり子 ラブシーンは「パッションです」

[ 2015年1月26日 18:01 ]

映画「悼む人」の完成披露試写会に出席した(左から)堤幸彦監督、椎名桔平、石田ゆり子、高良健吾、大竹しのぶ、貫地谷しほり

 俳優の高良健吾(27)が主演した映画「悼む人」(監督堤幸彦、2月14日公開)の完成披露試写会が26日、都内で行われた。天童荒太氏(54)の直木賞を受賞したベストセラーの映画化で、高良は「デビュー10年目の一発目で、力を入れたくなってやらせてもらった。特別な作品になったので、参加できて幸せ」と自信のほどをうかがわせた。

 亡くなった人を悼み、記憶にとどめていく旅を続ける主人公を演じた高良。「正解かどうか分からないけれど、精いっぱい現場にしがみついた。初めての堤組で、これから試してみたいこともたくさんあった」と撮影の充実ぶりを振り返った。

 旅に同行する役どころの石田ゆり子(45)に対しては、「少女のような方。はかなくて、キレそうで、時に不気味で。1カ月半、一緒に旅をしたけれど、本当に旅をしたのかなって思うくらい、いい意味で半透明な方でした」と独特の表現で感謝。2人のラブシーンもあるが、「パッションです」と照れ笑いを浮かべた。

 対する石田は、「パッションは、私が前に行ったことを取られた」とクレーム。それでも、「すごく清らかで、この人なら自分を救ってくれるのではという気持ちになった。キラキラしている姿を見ているのは幸せでした。ラブシーンは、パッションです。それしか説明できません」と称えていた。

 他に貫地谷しほり(29)、椎名桔平(50)、大竹しのぶ(57)も出席した。

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2015年1月26日のニュース