国立文楽劇場 入場者数“ノルマ”達成、補助金満額2900万円支給へ

[ 2015年1月14日 05:45 ]

 国立文楽劇場(大阪市)は13日、2014年度の文楽公演の有料入場者数が、大阪市が文楽協会への運営補助金を満額支給する条件とした10万5000人を超えたと発表した。協会に約2900万円が支給される。

 同劇場によると、初春文楽公演の入場者数が13日の第1部で1万1500人(速報値)となり、14年度の累計が10万5233人(同)に達した。10万5000人を超えたのは劇場の開場20周年だった04年度以来、10年ぶり。浄瑠璃語り(太夫)の人間国宝竹本住大夫さん(90)の引退公演や、演者のPR活動で注目されたのが要因とみられる。

続きを表示

2015年1月14日のニュース