麻生久美子 視聴率3%目標も…仲村トオル「97%は見なくてOK」

[ 2015年1月8日 13:39 ]

テレビ東京「怪奇恋愛作戦」の会見に出席した(左から)ケラリーノ・サンドロヴィッチ、坂井真紀、麻生久美子、緒川たまき、仲村トオル

 テレビ東京の深夜ドラマ「ドラマ24 怪奇恋愛作戦」(9日スタート、毎週金曜深0・12~)の第1、2話の試写会と会見が8日、都内のスタジオで行われ、麻生久美子(36)、坂井真紀(44)、緒川たまき(43)、仲村トオル(49)の主要キャストが顔をそろえた。

 劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(52)が、2年半ほど前から練り続けていたオリジナル脚本で、8年ぶりにドラマの演出も担当。「しっかりした枠の中でナンセンスなコント的なものを、アドリブなしで作りたかった。テレ東さんから話を頂いて、しめたものと飛びついた。1、2話を見てもらいましたが、どんどんいい気になってくだらなくなっていきます」という自信作だ。

 さまざまな超常現象や怪奇現象に見舞われる主人公の麻生は「ケラさんの演出にはぶれがなく、一度にいろんなことを言われるのでやりがいがあった。頭はパニックで、毎日ヘトヘトになるくらいだったけれど、役者としてこれ以上幸せなことはない」と満面の笑み。「一風変わったドラマで、皆さんに受け入れてもらえると期待している。数字は気にしなくていいと言われたが、(視聴率)3%は欲しい」と目標を掲げた。

 だが、麻生の幼なじみでコメディーリリーフ的存在の仲村は「自分の中の羞恥心との闘いで、振り返ったら帰る場所がなくぼう然と荒野に立ちすくんでいるようだった。3%なら97%は見なくてOKということだから、多くの人に見てもらわない方がいい」と苦笑い。さらに、「これからの俳優人生で純愛ものや悲しい話もやっていきたいので、あまり宣伝に加担したくはない。でも、好きになってくれたらうれしい」とネガティブ発言を連発した。

 しかし、坂井が「私の思うトオルさんのイメージは、この役だとずっと思っていました」と横ヤリ。仲村は「だから、そういう人が1人でも増えると困るんだよ」と困惑気味に話していた。

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