ASKA被告の覚せい剤入手先?「新宿の薬局」組事務所捜索

[ 2014年9月11日 05:30 ]

ASKA被告の事件に絡み、家宅捜索で暴力団組事務所から押収物を運び出す警視庁の捜査員

 歌手のASKA(本名宮崎重明)被告(56)が覚せい剤や合成麻薬MDMAを使用したなどとして逮捕・起訴された事件に絡み、警視庁組織犯罪対策5課は10日、覚せい剤取締法違反と麻薬取締法違反の疑いで、東京都新宿区の指定暴力団住吉会系組事務所など2カ所を家宅捜索した。

 組対5課は8月、MDMAをASKA被告に譲渡したとして住吉会系組員ら2人を逮捕、起訴。ASKA被告は「覚せい剤も買った」と供述しており、入手ルートなどを調べていた。捜査関係者によると、組員が所属する組は「新宿の薬局」と呼ばれ、覚せい剤を中心とした違法薬物の密売の拠点とされていた。組対5課は新たに組関係者ら6人をこれまでに覚せい剤取締法違反容疑で逮捕。逮捕者はさらに増える見込みという。

 ASKA被告の裁判は12日に判決が予定されている。

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2014年9月11日のニュース