工藤静香 2人の愛娘がヒント 18回目の二科展入選

[ 2014年9月5日 05:30 ]

自身の作品「12の誓い」の前でポーズを取る工藤静香

 画家としても活躍する歌手の工藤静香(44)が「第99回二科展」に入選し、東京・六本木の国立新美術館を訪れた。

 90年から出品してきた18回すべてで入選しており、今年は「12の誓い」と題した100号(縦162センチ、横130.3センチ)の油絵。翼を持つ白馬とフルートを持った少女が、青く幻想的な世界に描かれている作品。

 静香が二科展の出品作に馬を描いたのは初めてで、きっかけは10代になった2人の愛娘。「次女が“お馬さんがいい”と言うので筆を執ったら翼まで描いちゃった。すると今度は長女が“これはペガサスだね”と言うので、ギリシャ神話の12の功業から絵のテーマとタイトルが浮かんできた」という。

 「私も今までの人生で“12個くらいの誓い”はクリアしてきたかなと思う。その数は母親になってからの方が多いかな」。何事にも懸命にぶつかってきた生き方と家族の絆が、絵に幾重もの深みを与えてくれているようだ。11月末から毎年恒例のディナーショーを全国7カ所で開催する。

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2014年9月5日のニュース