美輪明宏 「愛の讃歌」を10数年ぶりにステージで歌唱

[ 2014年9月5日 05:40 ]

美輪明宏

 さまざまな分野で活躍する美輪明宏(79)の「ロマンティック音楽会 2014」が5日、東京・池袋の東京芸術劇場プレイハウスで初日の幕を開ける。

 NHKの連続テレビ小説「花子とアン」の「ごきげんよう」のナレーションが大評判。今回は、そのヒロインたちの時代、明治、大正、昭和初期がテーマ。「ゴンドラの唄」「おぼろ月夜」「惜別の歌」など激動の時代を彩った美しい名曲の数々を披露する。美輪は「あの時代は歴史的にも一番洗練されて美意識が研ぎ澄まされた時代。一人でも多くの人たちに聴いてもらいロマンの世界に触れてほしい」と話している。

 さらに、大きな目玉がもう一つ。美輪が46年前に訳詞した名曲「愛の讃歌」を10数年ぶりにステージで歌う。エディット・ピアフの詞を忠実に日本語にしたもので、ドラマでも流されると、瞬時にネット上で「究極の愛の歌」と話題になった。音楽会は23日まで。

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