アカデミー賞日本代表作品に綾野剛主演「そこのみにて光輝く」

[ 2014年9月5日 05:30 ]

カナダのモントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を受賞した呉美保監督(中央)と主演の綾野剛(右)、池脇千鶴

 第87回米アカデミー賞外国語映画部門の日本代表作品が「そこのみにて光輝く」(監督呉美保)に決まった。

 佐藤泰志さんの小説が原作で、函館が舞台のラブストーリー。主演の綾野剛(32)は「大変光栄。この作品を、日本映画を、届けられるチャンスをいただいて感謝しています」と話している。同作は1日、モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門で最優秀監督賞を受賞。呉監督は「これまでの奇跡に感謝し、また奇跡が起きてほしいなと、ぜいたくなことを考えてしまいます」とコメント。各国の出品作からノミネート作が選ばれ、来年2月に受賞作が発表される。

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2014年9月5日のニュース