ニード・フォー・スピード監督が挑発!ワイスピ中身ない

[ 2014年6月6日 05:00 ]

これぞ本物のカーアクション!映画「ニード・フォー・スピード」の1場面(C)2014 DreamWorks ll.Distribution Co.All Rights Reserved.

 総額10億円相当のスーパーカーがCGなしの“禁断”の公道レースを繰り広げる米映画「ニード・フォー・スピード」(監督スコット・ワウ)が7日公開される。

 1994年の誕生以来、総数1億5000万本以上を売り上げ、20年間にわたり全世界の人気を博する同名レーシングカーゲームが待望の映画化。シェルビー・マスタング(米)ランボルギーニ・エレメント(伊)マクラーレンP1(英)など、マニアに垂涎の世界のスーパーカーが続々と登場。公道を舞台にクラッシュが連続し、超高速バトルが展開される。

 約20年間のスタントマン経験を持つワウ監督は「私たちは実際に道路に出て、ハイスピードで疾走し、車から身を乗り出して、この映画を撮っています」と証言。「観客に時速230マイル(時速370キロ)の世界を本格的に体感してほしかったのです。人間にはリアルじゃないものを認識する先天的な能力があります。演者が本物の環境にいるかどうか、観客には本能的に分かってしまうものなのです」とCGなし撮影の意義を語った。

 「もちろん決して悪くはないですが『ワイルド・スピード』シリーズは痛快で楽しいだけ。言ってしまえば、実際あんまり中身がない。本作とは“リアルさ”といのうが決定的に違うと思うね」と“挑発”している。

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