凰稀かなめ レット・バトラーで退団決意「男役を全う」

[ 2014年6月6日 09:53 ]

来年2月で退団、笑顔で会見を行った凰稀かなめ

 来年2月での退団を発表した宝塚歌劇団宙組トップスター凰稀かなめが5日、大阪市内で会見を行った。

 一昨年夏のトップスターに就任した直後から「ゴール(卒業)は意識していた」と明かした凰稀。昨秋、名作「風と共に去りぬ」のレット・バトラーを演じたことで「男役を全うできた」と具体的に退団を決意したという。組の仲間には2日、宝塚大劇場で上演した「ベルサイユのばら」の千秋楽後に明かし「私のために涙を流してくれる子もいて、幸せだった」と話した。

 退団後は、芸能活動への希望を口にしたものの「それ以外にやりたいことはヤマほどある」と話すにとどめた。さらに「これまで家族となかなかしゃべる機会もなかったので、家族でゆっくりしたい」と親孝行への希望も。結婚について聞かれると「まったくもってありません」と大笑いした。

 サヨナラ公演は宝塚大劇場で11月7日に開幕する「白夜の誓い/PHOENIX宝塚!!」で来年2月15日、東京公演の千秋楽をもって退団する。

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