「一番カッコいいゴジラ」登場 「七人の侍」と“共演”

[ 2014年6月6日 05:30 ]

ゴジラの巨大壁画の前の前で笑顔の(左から)宝田明とギャレス・エドワーズ監督

 1954年公開の映画「ゴジラ」の60周年を記念し、東京・成城の東宝スタジオに描かれたゴジラの巨大壁画が5日、公開された。

 縦11メートル×横11メートルのド迫力のゴジラ。制作期間3カ月、総工費800万円をかけ、画家の塙雅夫氏がペンキなどを使って描いた。モデルは、94年の「ゴジラVSスペースゴジラ」のゴジラ。東宝の関係者が、全28作の中から「一番カッコいいゴジラ」として選んだ。

 1作目に主演した宝田明(80)が、落成式にゲストで登場。絵を見て「うわ~素晴らしい!!」と感激し、「昭和29年、ゴジラはここ(東宝スタジオ)で誕生したんですよ」と声を弾ませた。

 同スタジオには黒澤明監督の「七人の侍」の壁画もあり、「黒澤監督も、本多猪四郎監督も喜んでいらっしゃると思う」と話した。

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