「椎名誠のでっかい旅!」完結!9年ぶり放送はアイスランドへ

[ 2014年5月6日 06:00 ]

アイスランドの溶岩地帯に立つ椎名誠(C)フジテレビ

 辺境の地への冒険をライフワークとし“旅を住処とする作家”として知られる椎名誠(69)による紀行ドキュメンタリーシリーズ「椎名誠のでっかい旅!」(フジテレビ、6月27日後9・00)が9年ぶりに放送され、完結する。今回は椎名が長年あこがれた国、神秘とナゾに包まれた極北の孤島アイスランドを旅する。

 2300年前に起きた溶岩の噴火により形成されたミーヴァトン湖や大陸プレートが交差する島ゆえの「ギャウ」と呼ばれる“地球の裂け目”は、地球内部の活動を示す圧倒的な景観。椎名は同国北西部に広がるフィヨルドの入り口に位置する人口370人の漁村ホルマヴィークを訪れ、漁船に同乗する。クライマックスは、世界でも珍しい火口内部に降りられる火山スリーヌカギーガル。“地底旅行”で何を見るのか…。

 椎名は「久々の『でっかい旅シリーズ』、その最終回です。これまで北極からアマゾンまで世界のあちらこちらを巡ってきました。今回はヨーロッパの北のでっかい島。北極圏からの冷たい風に吹かれに行ってきます。すべてにわたって、あこがれと好奇心満載の世界です。どんなでっかい魅力と驚愕(がく)が待ち構えているか心躍らせています」とコメント。

 同局の日向栄二プロデューサーは「アイスランドという名からイメージされる大氷河や地熱温泉・間欠泉などの観光地は、この島の一部の顔にしかすぎません。撮影隊は、北極圏近くのフィヨルド地帯や荒漠たる内陸火山地帯へも足を踏み入れます。地球の裂け目を目の当たりにしたり、極北の地に暮らす人々と触れ合ったりして、椎名さんが何を感じるのか興味津々です。『でっかい旅』最後の目的地が決まるのに、9年もかかってしまいました。完結編の舞台がなぜアイスランドなのか。その答えをぜひ番組で確かめてください」と話している。

 【過去の「椎名誠のでっかい旅!」シリーズ】
(1)椎名誠のでっかい旅!アマゾン謎の森を行く(2002年11月22日)
(2)椎名誠のでっかい旅!謎の大河メコンを行く(03年9月19日)
(3)椎名誠のでっかい旅!生命の大河ラプラタと謎の湿原パンタナール(05年1月22日)
(4)椎名誠のでっかい旅!北極海の巨大角クジラ 幻のイッカクを追う!!(05年12月23日) 

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2014年5月6日のニュース