「芝居を諦めてほしい」坂上忍 野々村真に辛口忠告の理由は…

[ 2014年4月2日 18:24 ]

舞台「Re:verse(リバース)~あの瞬間(とき)に戻れたら~」囲み取材に登場した脚本・演出を担当した坂上忍

 俳優の坂上忍(46)が脚本、演出を担当する舞台「Re:verse(リバース)~あの瞬間(とき)に戻れたら~」が2日午後7時、東京・本多劇場で幕を開ける。坂上のほか、出演者の水崎綾女(24)小野真弓(33)が初日公演を前に囲み取材に応じた。

 東日本大震災を主題にした物語で、2012年に上演した舞台の再演。坂上は「見守る側なので、頑張ってやっていただければ。(手応えは)わからないけど、今日はドキドキしながら見ることになりますね」。

 坂上とは初仕事となる水崎と小野。印象について、主演の水崎は「本当にダメ出しが怖いんです。とにかく怖い。ただ、言っていることは的を射ていることが多くて、自分のためにもなっているので、ありがたい」。小野も「テレビでのイメージが怖くて、何か怒られるんじゃないかと思ったんですけど、違った。毒を吐いているというわけじゃなくて、筋は通っている。(坂上の発言は)気持ちいいですね」と話した。

 坂上と30年来の付き合いで、坂上が月曜MCを務めるフジテレビの昼の新番組「バイキング」にレギュラー出演するタレントの野々村真(49)も同作を観劇予定。「野々村真くんが見に来るので、芝居を勉強するんじゃなくて、芝居を諦めてほしいですね」と未来の“観客”にいきなりの毒舌。

 野々村は坂上演出の舞台に出演経験があり、「本当に手がかかった。わざわざまこちゃんに頑張ってほしくて、長ゼリフも書いたのに、本番で忘れた。やり直しても同じところで出てこなくなって、また頭からやり直そうとしたから、僕が出ていって、台本を渡したんです。それでやっと読んだんですよ」とその理由を明かし、「バラエティーのほうで活躍されているので、もうこちらには来ないでいただきたい」と演出家の立場で忠告していた。

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