江口寿史氏 ギリギリ作品完成へ「漫画家による仏の世界展」

[ 2014年3月13日 12:22 ]

 著名漫画家50人がそれぞれのタッチで「仏」を描く「漫画家による仏の世界展」が20日から(4月6日まで)京都・教王護国寺(東寺) で開催される。

 出展する一人、江口寿史氏(57)は13日、ツイッターで下書きやペン入れの終わった作品の写真をアップ。「朝から何も食べていない」「この集中力をなぜもう三日早く出せんか自分」「ギリギリ間に合いそう」と追い込みの模様を伝えた。

 「少年ジャンプ」連載時などに「白いワニが出る」と言いながらの遅筆、落稿、未完終了などで知られた江口氏。今回も「白いワニが現れて寝ないで下さいね(笑)」とファンにツイートされ「怖いのはそれですわ」と応じる一幕があったが、無事間に合うようで「コーヒーがうまいなあ」とつぶやいている。

 「漫画家による仏の世界展」には里中満智子、ちばてつや、さいとう・たかを、寺沢武一各氏らが出展。江口氏いわく「メンツ見ると僕とか浦沢直樹が若手の部類ですよ」という超豪華メンバーだ。

 第1回の開催地は漫画の祖と言われる「鳥獣人物戯画」が生み出された京都での開催にこだわった。東京では5月1日から13日まで増上寺で開かれる。

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2014年3月13日のニュース